病院のための 人事考課者研修
本研修の目的
・ 人事考課のしくみや考え方、人事制度の中での位置づけを十分に理解する
考課項目、考課要素と着眼点について、職務との関連の中で理解を深めるとともに、考課者が陥りやすいエラーをさけ、部下の不振を招かない考課方法を学んで頂きます。
・ マネジメント能力に磨きをかけること
考課者としての役割を認識して頂くとともに、考課内容を踏まえて、部下の育成を主眼としたフィードバック手法について学んで頂きます。
本研修の特徴
・ 理解しやすい工夫が盛りだくさん
実際の考課表に基づいた考課項目、考課要素を踏まえた講義内容とケーススタディにより、考課から考課結果をもとにしたフィードバックまで、人事考課の一連の流れを理解することができるようになります。
・ 医療機関での人事考課の難しさを克服
医療機関は職種が多い上に、各職種の専門性が高く、個人の知識、技能も多岐にわたるため適正な考課を行うことが難しいとされています。
そのため、職務内容にのみ、あるいは個人の知識、技能にのみに着目してしまい、偏った考課を行いがちです。本研修では単なる講義にとどまらず、
ケーススタディとグループ討議を通じて、考課ルールを確認しながら人事考課を疑似体験し、考課者としての実践的な考課のノウハウを習得して頂くことで医療機関における人事考課の難しさを克服することができるようになります。
・ 実際の現場をふまえた訓練ケースによる効果的な研修
実践的な訓練が行えるよう、医療現場における目標や課題を盛り込み部門横断的に作成した職種別の訓練用ケースにより研修を行います。
この訓練用ケースを通じて議論することにより、患者の視点を重視した評価ができるようになります。
基本プログラム概要
時 間 | 内容 |
10:00 | ◇ 開講オリエンテーション |
・当研修のねらいと概要の説明、講師自己紹介 | |
1. 人事考課の基本事項 | |
① 医療機関におけるこれからの人事評価制度 | |
・医療機関が抱える組織人事上の課題認識 | |
・PS(患者満足)と人事 | |
・プロセス評価/オープン型/能力開発型/絶対評価型 | |
② 人事評価をすることの狙い | |
・これからの管理者の役割 | |
・人事評価とは部下育成そのものである | |
解説/討議 | |
2. 人事評価のステップの理解 | |
① 人事評価のステップの理解 | |
・事実の選択、評価要素の選択、評価段階の選択 | |
12:30 | ② 各考課要素の理解 |
解説/個人演習/グループ演習 | |
13:30 | ③ 考課者が陥りやすいエラーとその回避方法 |
(基準に照らして実際に判断する方法) | |
14:00 | 3. 人事評価ケーススタディ【120分】 |
人事評価のステップについてのケーススタディの実施及びグループ討議 | |
個人評価 ⇒ グループ評価 ⇒ 全体での評価 | |
16:00 | 4. フィードバック面接の進め方【60分】 |
① なぜフィードバックが必要か(フィードバックの効果とその重要性) | |
② なぜ自己評価と評価点に乖離があるか | |
③ フィードバック面接の進め方 | |
・フィードバック面接STEPの理解 | |
④ 人事評価ケーススタディの被考課者に対するフィードバック演習 | |
・個人演習及びグループ討議(個人評価⇒グループ評価) | |
・ロールプレイと全体評価 | |
解説/個人演習/グループ討議/講評 | |
◇ まとめ/質疑応答/閉講 | |
17:00 |
※フィードバックのロールプレイは時間があれば実施しますが、時間が無い場合は、各グループでの フィードバックシートの発表に変えさせていただきます。
※時間配分はじめ上記プログラムは状況に応じて変更する場合がありますので、予めご了承願います。
料金
基本料金(30名以内)
※ 料金等、詳細につきましては下記までお問い合わせ下さい。
お問い合わせ
医療・福祉マネジメントセンター
【本社・関西事業部】
〒530-0041 大阪市北区天神橋6丁目6-19
エレガントビル 南館6F 株式会社メディン内
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お問い合わせの際はホームページを見たとお伝え下さい。